
外壁塗装
外壁塗装について

外壁塗装は、建物全体の健康と美観を保つために不可欠なメンテナンス作業といえます。雨や風・紫外線・自然の猛威や、経年に伴う汚れなどから建物を保護し、耐久性を向上させるために有効であり、同時に、建物の美観を保つだけでなく、内部の気温や湿度を調節し、エネルギー効率を改善する役割も果たします。建物の価値を維持し、修繕コストを抑えるためにも、定期的な外壁塗装をお勧めいたします。

補修・施工の種類
外壁(モルタル)
モルタル壁とは、水・砂・セメントを一定の割合で混ぜ合わせて形成される、モルタルという素材を下地にして作られた外壁です。主成分がセメントであるため、頑丈な印象がありますが、モルタル壁自体は防水性が低いという特徴があります。そのため、モルタル壁は表面に防水性を持たせるために塗装されます。しかし、この塗装が劣化すると、水が侵入するリスクが高まりますので、定期的なメンテナンスが重要です。

外壁の補修
外壁にひび割れなどが現れるといった、修理が必要な場合はもちろんですが、見た目に問題がなくても定期的な補修やメンテナンスが大切です。補修工事には、コーキング補修や部分補修などがあり、定期的な補修を行うことで、建物の価値を維持し、大規模な修理が必要な回数を抑えることが望めます。
外壁の塗装
外壁をこすると白い粉が付いたり、コーキングが広範囲でひび割れや剥がれが見られる場合、また外壁から雨漏りが疑われる場合は、早めに外壁塗装業者にご相談ください。特に雨漏りが疑われる場合は、防水塗装の劣化が考えられるため、早急な対策が必要です。

外壁(サイディング)
サイディングは、国内で主流の外壁材であり、モルタルに並ぶ需要があります。建物の骨格に合わせて細長いパネル状のサイディング(サイディングボード)を取り付けることで、外壁を保護することができます。サイディング外壁の種類には、窯業系・木質系・樹脂系・金属系の4つのタイプがあります。
外壁(サイディング)の補修
サイディング外壁では、最初に劣化が始まるのは通常、シーリング部分です。シーリングにひび割れなどの兆候が見られる場合は、既存のシーリングを 取り除いて新しいシーリング材を充填する「打ち替え」が必要です。
外壁(サイディング)の塗装
サイディングは、モルタルと比べて経年劣化が少なく、耐水性(耐天候性)があるとされていますが、サイディング表面の塗装も時間とともに劣化します。色あせや塗装の剥がれ、手に粉がつくなどの症状が見られた場合は、早めの塗り替えが必要です。
外壁(サイディング)の張替え
サイディング壁の劣化が進行すると、塗装だけでは対処しきれない場合があります。その際には、重ね張りや完全な張替えが必要となります。重ね張りは既存のサイディングの上に新しいサイディングを追加し、張替えは古いサイディングを取り除き、完全に新しいものを取り付ける作業です。修復方法については専門家による判断が求められます。